POAROマンスリーライブ 2017年8月
今年も浴衣のお客さんがちらほら
来るまで忘れてたけど、何年か前に8月は浴衣着てきたら?って言ってたね。
その年はポアロも甚平を着てきたのに、もはや何処へしまっちゃったやら。
事前に演者・スタッフが「浴衣で集まりましょうよ」と約束して現場に来るのはたまにある。
伊福部はONE PIECEの浴衣を見つけて一瞬欲しくなったが、着て行く場所がない。
なんなら鷲崎が和服で現場に来てもそんなに違和感はなさそうだが、
突然ラジオの現場にひとり浴衣姿で現れる作家は、どう考えたっておかしい。つのだじろうかよ。
昔はラジオの現場にも和服キャラの構成作家がいた。
でも今は流石に無理。ハードルだけどんどん上がっていく。
伊「和服着た奴が「新企画考えてきました・・・『合わせましょうのコーナー』で」って訳にいかないでしょ」
鷲「うーん」
伊「ここはちょいエロ川柳でいこう、って」
鷲「『先生さすが、仰る通りです!』」
伊「そいつ誰なんだよ、和服の作家にたいこ持ちもいるの」
女子の浴衣しか見てなかったが、浴衣姿の男子もちょいちょい来ている。地味すぎて目に入らなかった。
男の浴衣って基本、彼女ありきでしょ?男同士で浴衣で集まろうぜ!ってある?
大阪芸大の頃は、すぐそばで有名なPL花火大会が行われるので、屋上が特等席だった。
神宮外苑の花火を、スタンド席からではなく芝のグラウンドに寝転がって観たことがある伊福部。
花火の前に水木一郎・影山ヒロノブが当時やっていたスパロボのラジオの公録が行われたため、スタッフもグラウンドに入ることができた。
ポアロと水木一郎、意外に接点あるんです
鷲崎、イベントで久しぶりに水木一郎と会う。
水木一郎と鷲崎の付き合いを全く知らなかったアトモンの宮田マネージャーが、
「うわあ水木一郎ですよ!すごい、本物…どうします挨拶します?」とひとり昂っている。
それを尻目に「お疲れ様でーす水木さん」「おーうワッシー!」と気さくに話していると、
その横で呆気に取られている宮田マネ。その様子が愉快な鷲崎。
相変わらず水木先生は優しい。久々でも向こうから話しかけてくれる。
水木一郎の呼びかけで集まったアニソン登山部というものがあり、
そのメンバーでもある吉田仁美の結婚披露宴で全く同じ経験をした伊福部。
披露宴の列席者の中には声優を集めたテーブルもあったのに、
なぜかひとりだけ文化放送スタッフに混ぜられて「お前ラジオな!」とイジられる中村繪里子。
長年水木一郎のマネージャーをやっている黒坂さん。
伊福部が水木一郎24時間1000曲ライブの構成を担当した時、SPA!のライターさんだったのがいつのまにかマネージャーになっていた不思議な人。
昔は水木さんのダジャレにもちゃんと笑ってあげてたんだよ。
今じゃもうお世話した時間が長すぎて「はいはい、先生鼻かんで」と古女房のよう。
伊福部の夏
鷲崎、結局旧ドラ声優とはほとんど仕事できなかった。のび太とジャイアンくらい。
鷲「まあ大御所あんまり一緒にならないしねえ」
伊「僕は全然仕事してますけどね」
夏の間さんざん朗読劇に苦しめられた相方に「まあ…好きでやってる仕事だもんな」とでかい爆弾をぶつける鷲崎。
伊福部、地獄のような顔を引っ込めて「もう、遅いねやで」。感情がどっか行った。
客席からのトークテーマ
【野球を見ないおふたりも、「こういう要素を足せば甲子園を観たくなる」というのはありますか?】
伊「野球部嫌いだったしなあ」
鷲「野球ってそのー…バカがやるスポーツだと思ってたから」
伊「高校の時の俺らの捻じくれた考えだけど、バカがやるもんだと思ってたから」
高校時代、伊福部が嫌いだったあぶさんというニックネームの野球部員。
伊「ぽっちゃりしてて、不良というかなんというか」
鷲「調子乗りな」
伊「調子乗りで不良と付き合ってる感じ。野球部ってだいたいそんなじゃん。
酒飲んで野球やってるからあぶさんなのかと思ってたら、小太りからアブドーラ・ザ・ブッチャーみたい、であぶさんなんだって」
鷲「はい」
伊「それを聞いて『ああこれだから野球部ってのはセンスが無い』と」
鷲「今それ聞くとおもろいけどな」
ザ・ニュースにいる頃の鷲崎の相方・ミートこと長谷川君。
彼は太ってるからではなく相撲の水戸泉に似てるから「ミート」と呼ばれていた。
伊福部ですら20年越しに知る事実。
鷲崎がスポーツ苦手なのは、勝ち負けに一喜一憂するうちに「なんで関係ない俺がハラハラせなあかんねん」と思ってしまうから。
負けた人のかわいそう感が見てられない。クイズ対決とかでもダメ。
そういう悲壮感をなくした見せ方なら見られるかもしれない。
甲子園に足りないのは、ベタなバラエティ要素。
罰ゲームでオカマにキスされたり、バッターが大根持ってたり、
塁に出たランナーの腰に強力なゴムが繋がれてたりすれば楽しく見られる。
【実家に帰省して一年ぶりに4歳の姪っ子と会います。気に入られるにはどうすればいいでしょうか】
子供好きな鷲崎、片や子供が依然苦手な伊福部。
鷲崎がむかし親戚の女の子(かりんちゃん)とかくれんぼで遊んであげた際、
隠れ方がバレバレなかりんちゃんにわざと引っかかって、大げさに驚いてあげるのを100回やったら、告白された。
鷲「『あしたかりんのほいくえん、えんそくやねんけど、たけしついてきてええで』って。キュンとするね」
4歳の女の子は意外と大人。ハイヒールにワンレン、黒いインナー。
鷲「(客席女子に)女の子は4歳ぐらいからもう女だよねえ」
客「…………ぁハイ、ハ、ハイそう思います」
伊「どうしたの怒られたの」
ちっちゃい子向けに銀魂をなかよしで連載すればいい。
ジェノベーゼとかオシャレに言ってるけど、要は脂玉。女は脂質多いものをオシャレに言う。
子供用コスメはきっと親が嫌がる。
ピーラーとビューラーで未だに迷う鷲崎。顔面べろんべろん、きゅうりくるんくるん。
伊「子供向けブランドとか流行ってるから、おしゃれなTシャツとかあげたらいいんじゃない?」
鷲「おしゃれなTシャツ…チェ・ゲバラのやつとか」
伊「親の思想が強すぎる」
小さい女の子にとって合体ロボのおもちゃは嬉しいものなのか。
キュウレンジャーが大好きな「国子ちゃん」こと後輩作家・小学生レベル(フジカタ)に、誕生日に合体セットをあげることにした伊福部。
選んでいたら楽しくなってきて、キュウレンジャーのおもちゃを山ほどレジに持って行ったら、店員に「May I help you?」と爆買い中国人に間違われた。
子供向けのおもちゃを選んでる時のテンション急上昇をみくびってはいけない。
伊福部が構成作家の「ユニゾン!」で鈴村健一さんがドローンを持ってきた時、スタッフ陣は楽しく遊んでいたが、鈴村さん曰く奥さんには全く響かなかった。
「凄いんだよホラ!ホバリング!」「…で?なにができるのこれは?」イメージ通り。
【暑い夏を楽しく過ごせる遊びを教えてください】
ブームとか関係なく、バケツで氷水かぶってみたら?
昔は我慢大会のテレビ番組とかもあったけど、今はコンプライアンス的に無理だろうね。
どこまで着ていれば猥褻物陳列罪で逮捕されないギリギリのラインなのか試してみる遊び。
静岡駅前で40代女性が下着姿になって逮捕された事件、逮捕された女は「暑かったから」と供述したらしい。
男なら上半身裸で脱いだTシャツを肩にかけて歩いていても、逮捕されるかは怪しいところ。でもそれが皇居の周りだったら?
水着と下着の違い問題。
伊「ワンピースのナミは常に上半身水着みたいなものじゃん」
鷲「あいつは別で逮捕されるべきだけどな」
伊「棒振り回してるしね。海賊だし」
鷲「手配書出回ってたらもうダメだろ」
伊「そうだね、DEAD OR ALIVEだもんね。なに皇居の周り走ってんだよ」
「公序良俗に反する」ってどういうこと?下着になったのがブスか美人かで罪状変わるの?公序の定義は?
あの事件は42歳女性、静岡駅前。これが表参道だったらちょっと話が違ってくる。
伊「海外だったら上半身裸で街歩いてる人とかいるじゃん」
鷲「(大阪)天王寺とかにもそういう……片方だけの靴売ってたりする人いるよ」
伊「あと短い棒持って『ァァアアアアアアッ』とか言ってるおじさんいるけど。交番の前とか」
鷲「あれは阿倍野警察、大丈夫なんです」
文字情報でしか知らないから詳細不明だけど、
公然と下着になったからと言って、保護ではなく逮捕までいった所に若干謎が残る。
鷲「俺が警官だったら、やべえのいるな、とは思うけど」
伊「…それが岡本夏生だったら?」
鷲「やべえのいるなと思う」
伊「ほんとは短い棒振り回して『ワーー!』って言ってたのかもしれないしね」
鷲「でも阿倍野では大丈夫なんですよ!阿倍野では、合法!行ってごらんよ阿倍野!」
伊「阿倍野行ってごらん、歯4つくらいしか無いおじさんばっか」
鷲「すぐそこに天王寺動物園あるけど、動物園の中の方がよっぽどルールの元で暮らしてる」
企画コーナー
食三法感想戦。
カープが負けた夜にチームメイトにきつく当たる八木さん、
伊福部の天使もえDVDでやらかすポッポ君、
お手て史上もっとも偏差値の低いチャーハン(スパムと蒲焼さん太郎入り。うまい。)など。
次回の食三法企画にも前向きな伊福部チーム、その発想は無かった鷲崎チーム。
夏場は帰省時期とも被ってしまい、やるとしてもポアロの持ち出しでドえらく金がかかる。浜松町なら楽なんだけど。
冬の仮施行なら鍋シフトになるので、どの食材がモテるかもまったく変わってくる。
吉鶴君がとても楽しそうでした。