POAROマンスリーライブ 2017年4月
鷲崎、痛風の発作が再発
土曜日のポアロライブの二日前、木曜から嫌な違和感が出てきた。
文化放送で伊福部に「もしかしたらやばいかも」とは伝えていたが、常備薬を運悪く切らしていたところ翌日には痛みがいよいよヤバい。
しかも夜には新しく始まる「鷲崎健のアコギFUN!クラブ」第1回が控えている。
いつも行く内科が休診日で、仕方なくその辺の町医者へ行くと、ベタベタなおばあちゃん医者が登場。志村けんがやるやつ。
発作について「お酒飲む?」「はい、飲みます」「だからだよ~」と片付けられ、あげく「血液検査とかうちじゃ無理だから」と別の診療所に回される。やめちまえよ。
切らしていたいつもの<発作が出る前に飲む>薬を出してもらいなんとか現場へ到着したものの、痛みはどんどん強くなっていく。
キャイ~ンだったら出囃子が鳴っても舞台袖からマイク前までたどり着かないくらいの激痛。もう天野くんがあのポーズで待ってるのに。
台本や連絡不備など言いたいことはあるが、とにかく今日は腫れた足が痛いと申告すると、ここぞとばかりにスタッフが諸々謝ってごまかそうとしてくる。火事場泥棒。
こっちが良い気持ちで酔っぱらってる間にライブDVDを出す承諾を取られてしまったのとおんなじやり口。
なんとか痛みを顔には出さずに本番を終えタクシーで帰宅。コンビニで冷却グッズを買ったものの、コンビニから家までがまた一苦労。
ぎこちない歩き方に「あ、ASIMOみたい」と一瞬だけ楽しくなったが、2歩目でもうダメ。
やっとのことで家に着いてロキソニンを飲むと、ものの一時間で快復。なんだよもう。一日返せ。
しかも今、足はへっちゃらだが低気圧でちょっと頭が痛い。 伊「これまでのトークがブレる!」
木曜から現在までの痛みレベルを、時系列に沿ってスチャダラパーの歴代シングルセールスに例えてみる遊び。
一番痛かった金曜夜が「今夜はブギーバック」。マジ泣けたっす。
この遊びが難しすぎる。どれが売れたのか全然わかんない。そもそもセールスで勝負してる人達じゃないんだよ。
ポアロ解散の危機
金曜夜、伊福部は田村ゆかりと焼肉を食べていた。
そんな時にめったに来ない鷲崎からのLINEの通知。「だめかもしんない」。
事前に文化放送で発作の前兆について直接聞いていたので心配してはいたが、
そのLINEを見た田村さん「うわー大変だね…レバー食べてる写真送ろうよ」 伊「解散する解散する」
鷲「もしそんなの送られてきたらもうファンクラブの司会やんないよ」
伊「ゆかり王国との戦争だ」
鷲「陽性帝国。ゆかり王国 VS 検査結果陽性帝国」
しかし伊福部自身の尿酸値も決して安全圏ではない。帝国の二重スパイ。
鷲崎はLINEを送った時点で、ポアロライブは最悪車椅子でも借りて出るか、あるいは急遽出られるゲストを探してもらうところまで考えていた。
伊福部も「大丈夫?もし無理でも明日は任せといて」と頼もしい返信をしていたが、
今日になっていざ小屋入りすると、楽屋には完全に二日酔いの伊福部が。
どうなるかわかんないのにガバガバ飲んでんじゃねえよ。
伊福部サイド。
朝起きて具合が悪かったので、小屋入り前に二日酔い用の点滴を受けてみようと思い立つ。
仕組みや効き目はいまいちよくわからないけれど評判は耳にしていたので、プラシーボ効果込みで病院を訪れたのに、
医者からは「あまり効くと思わないでくださいね」とプラシーボを真っ向から否定されて思惑が外れた。
送りはしなかったが、一応ネタとしてレバーの写真を撮っていた伊福部。
そこからは「でも俺達もいつのまにかそういう歳だねー」からのネガティブトーク。
そういう酒は残る。ビールとマッコリ。そんなに量を飲んだ記憶はないんだけど。
痛風というのはそもそもプリン体がスムーズに排出されずに蓄積されて起こるもの。
鷲崎母が腎臓が悪かったので、今までてっきり母親由来の体質だと思っていたが、
なんと鷲崎父も去年痛風が発症。てことは、父親側の因子だったのか?
鷲「ほーーー本当だねえ・・・ツウフウテイオー」
伊「カズノコの季節に痛風が満開!」 当たり前の事を言う杉本清アナ。カズノコ食ってんだもん。
客席からのテーマトーク
【死んだ際に閻魔様に言えそうな善行・功績】
鷲崎、あの世で伊福部こと閻魔様とご対面。
閻魔「あーー…わしざき…たけし、だな。お前が天国へ行くのか、それとも地獄か、今から決める」
鷲崎「…うっす」
閻魔「おまえは現世において…」
鷲崎「いやいやいやちょっと、なんで上からなんすか」
閻魔「(自分を指さしながら)ENMA。お前幽白観た事ないんか」
鷲崎「いやー、ちょっと」
閻魔「あのな、田中真弓がやってたやつの、親父。超怖い。あれ俺」
鷲崎「憶えてないです」
閻魔「なんでだよ・・・なんでだよ!」 閻魔様、小峠化。
コンビニ時代、ドリンクを箱で買いにきた明らかにその道の人に「兄ちゃんこれ車まで運んでくれ」と凄まれた鷲崎。
お店としては本当はそういうサービスはやってなかったが、運んであげたことはある。
閻魔「・・・いいじゃない・・・」 セーフ。閻魔の基準ゆるゆる。天国パンパンだろうな。
伊福部は車道で寝ていた酔っ払いを助けたことはある。放っておいたら死ぬもの。
ポアロとしては東日本大震災の際に義援金として100万円出している。
でもポアロ貯金から出したものなので、二人ともあまり身銭を切った実感がない。
ポイ捨てと殺人が等しく地獄行きと言われても納得できない。悪行とルール、マナーの関係。
いつの間にか分煙化が進んでいるが、規制がなくどこでもタバコが吸えた時代を「昔は良かった」と言うのはバランスを欠く。
それと同じく、スピリチュアルな話に関して疑問が無いではないが、真っ向から完全否定するのもなんかダサい。
少なくとも占いを楽しんでいる人を否定するのはやめよう、と思うようになった鷲崎。
伊福部は占いを信じているわけではないが、所謂「視える人」の言う事を聞くのは昔から好き。
いちど視てもらった時は、このような事を言われたとか。
・豪族、神職の家系である伊福部家は過去のカルマが強すぎる。濡れ衣を着せられたりしないよう注意が必要
・身体を鍛えるのは私利私欲。己の為にしかならない事なので、してはならない
・物書きには過去の作家の霊が憑くもの。作家は愛煙家が多いので、守護霊に喜んでもらうために煙草を吸うべし
…とはいえ41から煙草吸い始めるのもおかしい。「僕の周りの皆さんが喜ぶので…」ってヤバすぎて言えないし。
【手話で名前を示す時、カナで一文字ずつ示すのが本来ですが、
砂糖と響きが同じサトウさんは「甘い」を意味する動作、
ササキさんは佐々木小次郎を元に背中から刀を抜く動作をするそうです。
お二人の名前を表す独自の手話を考えてください】
難しい。手を広げてバサバサしても鷲と他の鳥の違いは伝わらないよね。
プードルとトイプードルは種類が違うのではなく、単なる個体差らしい。
ノーマルなプードルのでかさ、びっくりするよね。絵に描いたプードルにチンコを足す伊福部。
伊福部が通うジムは人が体幹鍛えてる時にミニチュアプードルが背中に乗って来たりする。
鷲崎はなんとか手話にできたとしても、伊福部は難易度が高い。
そもそも「伊」の字ってどういう意味?
人に説明する時に仕方なく「伊藤の伊」と伝えている。名前を名前で説明する違和感。
漢字の由来を調べ出す鷲崎。「い」と打つと最初に「伊福部」が出てきて照れる。
「尹」は、手で神杖を持った様を表わす象形文字。伊は神の意志を伝える聖職者。治める人の意を表す。
調べてみたらかっこいい意味の字じゃん。
今まで伊福部のかっこいい担当は福だったはずなのに、急に「神杖を持った聖職者」だって。
伊がセンターになるべき。福伊部。
【これってこんな値段するの?と驚いたものはありますか?】
ジレットの剃刀替刃がコンビニ価格で4000円近くするのにびっくりした伊福部。
鷲崎は一万円くらいする高級カニ缶の味がよくわからなかった。
フルーツを普段まったく食べない2人。子供の頃からそう。
現場に持っていくとえらく喜ばれるけど、まったく良さがわからない。高い苺に練乳つけて「あまーい!」って。
メシに関しては高けりゃうまいとは思えない。
アロマオイルの高いやつは2mlで15000円とかするらしい。
2mlで15000円は2mlで1500京円と同じ。ぼったくりやないかーい!
・・・東口さん、東ブクロに名前が変わりました。
2人がなんでそんなものにお金使ってんの?と言われるものは、
鷲崎はギター。素材や経年よりも結局は「響き」というごく主観的な基準で値段が変わる。
伊福部は何度も話しているDMMプレミアムプラン。月々8980円で20万本。全然高いと思わない。
レンタルって観ないんだよな…の流れで、伊福部からAmazon fire TV stickについて教わるも、観客から失笑されキレる鷲崎。
BDはおろかDVD化もされてないVHS作品を探す愉しみ。コンビニ専売ビデオってのもあった。
CDで買ったのにiTunesに取り込むのが面倒で、結局配信でも同じものを買ってしまう伊福部。
登録されてないトラック情報をいちいち入力するのが面倒で仕方ない。
それが全く理解できない鷲崎。CD買って配信も、ってクルクルパーか。
面倒なことは嫌いだが、楽曲データ入力だけは怠らない。
【お葬式で驚いた風習】
祖父の葬式にギラギラの格好で現れて「人が死んでも悲しんではいけない」とか吹いてやがった坊さんを「殴ってやろうか」と思った鷲崎。
伊福部は大叔父の作曲家・伊福部昭の葬儀に参列した折、参列者に「すいません、伊福部崇さんですか?いつもラジオ聞いてます」と言われた。
来年77歳の喜寿と結婚50年を迎える鷲崎父。
以前から「生前葬」がしたい(というか世話になった皆にお酒を注いで回りたい)と言っていたのもあり、ちょうど良い節目ではあるが、何をしたらいいのかよくわからない。
お祝いの式みたいなことだとしたら、健は何かやらないわけにはいかない。
伊「いいじゃん、ワルツ歌ったらいいじゃない」
鷲「でも歌詞に手淫って入ってるよ?じゃあお前は親父さんの式にBeautiful Gamer歌えよ」
伊「鬱ソングもいいとこ」
【青木佑磨さんの大出世にお二人が思うことはありますか?】
伊「俺が何か言うことはないんだけどね。頑張ってください」
鷲「ほんとそれ以外には無いなあ。こういうの訊きたがる人が欲しがるコメントは無い」
【この春、新しくやめたこと】
大いに悩む二人。なんかある?
始めた事ならある。キーボードを勉強し始めた鷲崎。
「やってみたいな」はもう20年くらい前から思っていたけど、遂に。
なにも浮かばない伊福部。繋ぐ鷲崎。
伊「なんだろうなー・・・やめた事か」
鷲「(もうちょっと待ってね^^)5,4,」
伊「なんかあるかな・・・」
鷲「(すぐ出ますからね^^)3,」
伊「えー何か・・・やめた事」
鷲「(もうここまで出てますから^^)2,1,どうz」 伊「覚醒剤」
相方を抱きしめてあげる鷲崎。客席から万雷の拍手。 伊「皆の応援のおかげだよ!」
鷲「なんでやめたん」 伊「体によくないかなーと思って」 鷲「そうなんや」
他、【B'z仲良しクイズ】【お2人が「これが発売中止になったら買い占めちゃう」というものは?】【珍しい夢の話】【今まで生きていて一番楽しかったのは何歳の時ですか】など。
企画コーナー、イギリス超特急による「古畑任三郎の新シリーズを考えよう!」
先月に引き続き古畑で遊ぶ。犯人・被害者をボックスから引いて動機・結末を考える。
轢いちゃったかー。轢死の隠蔽って難しい。
マッチといえば中森明菜。古畑の記念すべき第一話の犯人役。再放送する時に並べて流してほしい。
マッチが水森亜土を殺す動機は? イギリス「正直もうちょっと待てば・・・」
いつも自転車の古畑がマッチに「今度クルマで通おうと思ってるんです~」とカマをかけるシーン。
やっぱりスプレーは絡めたい。「近々クルマを塗り替えるご予定は?」かなあ。
「皆さんの中でひとりだけ、亜土たんと呼んでいた人がいます~。・・・マッチ先生、貴方です」
名前さえ知らないはずなのに。これで決定。
バランスが悪い。バルトさん、どっち?(小っちゃい方。頭回る方。)
三國連太郎、釣り大嫌いエピソードが面白すぎる。
三國さんが誰もわからない頭ぐるぐるのタネに気付き世間に公表すると脅していたのを、逆にパルトさんに明るみに出されそうになり殺害。
あのタネについて知っている者が犯人のはず、と古畑が奔走する。
今泉君にバケツをかぶせて首を回し「痛い痛い痛い!」となるシーン。絶対ある。
三國さんが自身のリサイタルでトラブルがあり、偶然あったバケツで急遽頭ぐるぐるを披露して場を繋いだのが解決の糸口。
たっぷり間を取って拍手しながら袖から出てくる古畑。
「お見事でした~・・・しかし三國さん、何故このマジックのタネを知っていたのでしょう」
目に浮かぶような流れ。 いま、我々は存在しない名作を創っている。
「予見していたのでは」とまで言われたほど、解散の経緯と符号する点の多い古畑SMAPゲスト回。
今度は松本さんがSMAPを殺すのか。2時間で全員。
パワーファイターだから撲殺?エレベーターのシーンで圧殺?
スペシャル回だから泣ける動機にしたい。
松本「相方のことを笑ったから。『なんでやねんねん』をバカにしたから」
スマップとダウンタウンの過去の共演作といえば『伝説の教師』・・・あとはナイナイの番組?ワイドナショー?
「解散騒動をワイドナショーでイジるな」って5人全員で抗議しに来たんだとしたら超仲良い。
解散も含めて全部そういう風に仕立てたショーだったとしたらすげえな、とたまに思ってしまう伊福部。
色んな所に迷惑かけてるからあり得ないんだけど。ファンは割とそういうこと言ってた。
一部で話題になった木村拓哉タイムリープ説。古畑じゃ流石にタイムリープトリックは手に負えない。
古畑の自転車が坂道で故障して爆走、鳴り響く踏切の信号音。「未来で待ってる」。古畑の方がタイムリープしちゃった。
筒井康隆脚本の古畑は観てみたい。 しかしトリックと解決編までは回収できず。
#4 犯人:山寺宏一 被害者:パンダ
犯人を引いたところまではいかにもありそうだったのに。どうせお湯かけたんでしょ。
もはや古畑ではない。古畑1/2。惜しかったなー。
お馴染みの古畑のテーマもらんま風。ヤパパヤパパヤパパパー。スピード解決。
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POAROマンスリーライブ2017 上半期日程
2017年 6月24日(土)開場:17時00分 開演:17時30分
場所:新宿Fu-
チケット:2000円 ※各回の前売りはありません。