こわくない森
ここ最近居合わせた、いい風景をいくつか。
乾物屋の主。まさかのデシ売り。
ファームマーケットで見かけた眠たそうなヤギと、その頭をずっとなで続ける爺さん。
夜更かししてると連れ去られる。事案タオル。
eastern youth吉野さんとT字路sのツーマンを観に、代々木のプーク人形劇場へ。
日本で唯一、常設の劇場を持っている人形劇団だとか。
一番上の旗揚げの年から数えてもうすぐ90年。一般演劇の劇団でもそんな続いてるところは少ないよ。
客席は100席ちょっと、あとは舞台前の桟敷に座布団スタイル。落語会もやってるそうな。
この味のある緞帳は、劇場を建てた45年前から変わらないものだとか。
地下の劇場へ降りる階段に掲げられた、爆心地の写真。
チェコ人たちは、弱体化したハプスブルクの締め付けの隙をついて、「民族復興運動」を開始します。その担い手となったのは、農村から都市部に流入してきた下層市民たちでした。
チェコを支配するハプスブルク家は、チェコ人からチェコ語を奪い、チェコ史を奪い、チェコ文化を否定しました。しかし、これらの諸要素は、決して風化することなく、農村部で生き残ったのです。
ここで大活躍したのが、「人形劇(マリオネット)」です。
ハプスブルク家は、チェコの文化活動を様々な形で制限したのですが、その弾圧の魔手は「人形劇」まで及びませんでした。
そこで、都市の文化人たちは、人形使いに身を落とし、農村部で活発に公演することで、チェコ文化の維持存続に尽力したのです。チェコでは、今日でも「人形劇」がたいへんに盛んなのですが、その理由には、こうした歴史的背景があったのです。
戦中戦後の日本の知識人も治安維持法やGHQ等の弾圧を受ける中、
その声や理想を広めるためのレジスタンス的な役目を人形劇が担っていたのだとか。
イメージに反してえらくパンキッシュな文化だったのね。
糸繰りバード。こいつ見てる限り、とてもパンクには思えない。
オープン準備中のお店。食材だけ先に持ってくるもんなのか。
おねぇさぁん…!買えばよかったなー。中野ブロードウェイにて。
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とてもいいタイトル。そしていい歌声。