POAROマンスリーライブ 2016年5月
またもや随分日が開いてしまいました。
今月はなぜか、開演前の客入れBGMが鳴っている時から舞台に寝転んでだべっていたポアロ。
「マンスリーライブのポアロが一番スター性が無いね」
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おそ松さんのイベントで司会してきた鷲崎。
楽しかったけど、あれだけ人気の響き渡った作品のイベントともなると流石に鷲崎を知らないお客さんも多い。
キャストより先にステージに上がった時のワー!!やらアァ!?やら。まだまだだな。
一方伊福部は、天津向さんとアニソンCLUB!のイベントのMC。
向さんが一緒だと、客のヘイトを集めてくれるのでとても楽。
自然と「伊福部にブーイングする奴=空気が読めてない奴」という流れになる。
目の前のデカイやつに言及せず、小トトロに「あなたトトロって言うのね」って言ってるようなもの。
小トトロがジャンプしてもそれほど雫は降ってこないし、ちっちゃいネコバスが来ちゃう。軽の。
ネコエルグランド。風俗嬢を送り迎えするやつ。
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やっと忙しい期間を抜けた伊福部。
もう映画年間100本観る企画もやらなくなってしまったが、コナンの劇場版は観に行った。
20周年ともなると、犯人もいないし事件も起きない。小津映画。ローアングル。
なぜか「灰原」だけ知ってる鷲崎。
今回のコナンは、黒ずくめの人達のお話。ブルース・ブラザーズの二人のお話。
冒頭からカーチェイスで始まる展開はカリオストロの城と同じ。
追われている女性、つまりクラリスはCV天海祐希。 鷲崎「なんか、強い。がっしりしてる」
次元「どっちに付く!?」 ルパン「天海祐希~!」
さらに最近のコナンはガンダム要素まで入ってきている。
麻酔銃が効いてるはずなのに「この小五郎…動くぞ!」
首と左腕を失ったコナン君。
今の若手売れ線でいうならおそらく広瀬すずが順当。
二階堂ふみを挙げようとして、伊「二階堂…」 2人『面一』 これはもう仕方無いんです。
ルパンはもう大泉洋で決定。なのであとはNACSメンバーを入れちゃえばいい。
伊福部が前々から言い続けていること。
俳優やタレントの声のお仕事はとどのつまり「ヘタな演技」に文句が付くだけで、上手ければ何の問題も無い。
それこそ役所広司や広瀬すずが声をあてた『バケモノの子』に文句言ってる人はいない。
鷲崎はとある理由で魔法のステージ ファンシーララを観た。
当時14歳の大森玲子の演技を昔はヘタだと思っていたが、今観るととても良い。
聴き慣れないタイプの演技について、批評の言葉を持たない人は深慮せずに「ヘタ」と言ってしまうもの。
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伊「電波で話せない内容を喋る時は必ず書かないでねって前置きしてるのに、書く奴がいるんですよ」
鷲「バカなんだろうね。ライブで話したそういう話を『伊福部が言ってた』って書くのってなんなんだろう。義務なの?」
伊「エゴサ凄いするからね!鍵付いてるとかいいとかじゃなくて」
ゼノグラシアという作品があったのは事実ですから。
全部まとめてアイドルマスターです!ここまでは書いてよし! (※この後のトークには無関係)
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今月はスタッフや職人チームが全然いないので、お客さんから募集したトークテーマで最後まで。
質問少なめ。みんなもう書く事なくなっちゃった?
【ココイチは何辛までいけますか?】
伊福部爆笑。なんでそれが聞きたいの。
先日5辛に挑戦した鷲崎。全然無理。辛さをエンターテイメントにできない。
昔から言っている通り、いつもはパリパリチキン+ナス。あるいはハッシュドビーフ+クリームコロッケ。辛さはノーマル。
むしろココイチは「辛くないカレー」を楽しむ場所。
伊福部は昔から激辛好きだが、さすがに昔ほどは食べなくなった。
ココイチの上の方は粉っぽくなってしまうので美味しくない。スープカレーだと辛い方がうまい。
下北沢のマジックスパイスは、一番上の辛さのメニューが唐辛子25本の「虚空」。
しかしオーダーすれば+200本まで追加することができる。伊福部がいつも頼むのは虚空150。
激辛話に思わずおちんちんを触ってしまう鷲崎。明日ヒリヒリしちゃう。
続けて相方の股間を触る。 伊「あはぁ、でも逆にありかも」
【ツイッター等のSNSで評価が上がった・下がった人(知人・有名人問わず)】
伊福部、ニコニコ超会議の後にタイムシフトで天使もえの出てるニコ生を視聴。寝たいのに。
そこで進行役をしていたゲーム実況者が、いつもならバカにする感じで見るのに「あ、いいコメントするな」と感心してしまった。名前に反してかなりちゃんとしてた。
相変わらず天使もえへの恋心が止まらない。Vineでもかわいい。
質問に対しては二人とも「いない」。
そもそも、鷲崎がいいなと思うのは文学者botばかり。正岡子規がロボットになったら。病床六尺ロボ。
伊福部の誘導で天使もえをフォローする鷲崎。カート・ヴォネガットbotの上にツイートが並ぶ時が来る。
伊「今月は即尺メイドが出ますので、よかったら」
鷲「ちょっとわかんないです」
伊「わかんないことないです」
【ダイエット中なのに開演前にラーメン屋へ行ってしまいました。お二人の我慢できずにやってしまうことは?】
開演前、お腹いっぱいなのにねぎしで食べてきた伊福部。お腹ぱんぱんなんです。
またダイエットを始めるので、それに向けて多く食べるようにしている。
鷲崎がドナでパスタを食べていたら、隣席に理知的なお父さんと泣いてる幼女が。
「君の思う友達の条件と、その子の友達の条件に違いがあったんじゃないかな?
君は友達としてその子と毎日一緒に帰っていた。しかし今までたまたまそうだっただけで、
その子はそれが当たり前とは認識してなかったって事だから、それはそんなにさぁ」 …泣き止むはずがない。
先生が○○ちゃんをひいきする、という娘に対して
「その先生はああでこうなタイプなんだな…ハハハ、おもしろい」
「ねー!わたしおこってんのになんでわらってんのー!」
柴咲コウが「キースーしーてー!」って袖を引いていても、福山雅治が「実におもしろい」しか言わない。
実におもしろいだけで埋まる黒板。根負けする柴崎コウ。
【もうなくなってしまった東京の忘れられないお店】
鷲崎は東京に出てきた頃、新宿アルタのそばにあったワーナーのキャラクターショップが好きだった。
当時は貧乏で買えなかったけど、今ワーナーのグッズ見かけたらきっと買ってしまう。
上京したばかりの頃、葛飾区の青砥に住んでいた2人がよく行っていた定食屋。
何を頼んでも「無い」と言われたことがない。何を頼んでもちょっとまずい。
そして当時は厨房で犬を飼っている無茶なお店だった。
店主が躯みたいに身体中にメニューの短冊を貼っている。
小さい頃、一度だけ父親においしい味噌カツ定食を作ってもらった思い出から逃れられない店主。
でもそれは偽物の思い出だったのです。酷いことするね。
高校生の頃の伊福部少年の憧れは、吉祥寺にあるテクノ系の服屋だった。
オシャレも知らない札幌の高校生が、受験で上京した時に背伸びして買ったのが「CHILL OUT OR DIE」と書かれた服。高校生にはメッセージ性が強すぎる。
青山ブックセンターが東京のアイコンだった時代。
当時鷲崎が通っていたCDショップは六本木のヴァージンレコード、伊福部はWAVEだった。
輸入盤のレコード屋やタワレコも今ほど入りやすくなかったんだよ。
【『あずきちゃん』や『カードキャプターさくら』等に出演していた声優・宮崎一成さんが、とあるアニメへの出演を機に転職した職業とは?】
鷲崎「『21エモン』の影響でサツマイモをつくる人に」 はずれ。
当時スピリチュアルな方面に関心があり、どうやらその流れで転職したらしい。
伊福部のイメージでは、マッサージ師などヒーリング系の人がそういう精神世界に傾倒していく気がする。
でも『熱烈マッサージ少年ヒネル』なんてアニメは聞いたことがない。というかヒネルはマッサージ師に向いてない。
『陰陽師』。惜しい。
正解は、神主。『かみちゅ』の影響で。きちんと神職の資格も持っている。
宮崎さんは主人公が好きになる男の子の役でした。
面白すぎて壁に崩れかかる鷲崎。
【2人とも新番組が始まりましたが、お互いの番組を見ることはありますか?】
タイムシフトで見られるのは知っているけど、2人とも見ない。昔からそう。
昔鷲崎が伊福部から借りたテープの中に、『小野坂・伊福部のyoungやんぐヤング』の同録が何本分か入っていたが結局聞いてない。
ツイッターで何かつぶやくと、知り合いのスタッフやフォロワーから「それヤングヤングの○○の回と一緒じゃないですか~!」と言われる伊福部。
しかしあの番組を一度も聞き返していないので何の話なのかさっぱりわからない。俺が一番ヤングヤングを知らない。
大泉さんも未だに、事あるごとに「それ『どうでしょう』の○○の回の~」と言われているはず。大変だろうなぁ。
この間、小野大輔さんと仕事をした伊福部。作家・パーソナリティーの関係性で仕事するのはほぼ初。
やっぱり「僕にとっては『葛飾区 ペンネーム:ポアロ』さんですから」と言われる。
相方がいない時でも鷲崎の事を未だにユニット名で呼ぶ小野さん。
【思わず遠くからほれぼれ眺めてしまうような、「これはいい買い物をした!」というもの】
鷲崎はやっぱりギター。
形の格好良さや色使いのかわいさで物を買わなくなって久しいので、ギターくらいしかない。
あとは大きなサメのクッションくらい。
おもちゃ好きの伊福部はフィギュア。
今はクスィーガンダムのフィギュアに針金でファンネルを結んで飾っている。
ミニオンズが好きで、中にぬいぐるみがいくつも入る大きなクッションをUSJで買ってみた。えんどう豆みたい。邪魔で仕方ない。
今の部屋にはマイケル・J・フォックスとモンティ・パイソンのジョン・クリーズのポスターが貼ってある。
「自分の部屋にポスターを貼る」という行為は、「それが好きな自分」という演出に他ならない。色々悩んでしまう。
部屋を整理して壁にスペースができた鷲崎。今まで絵を買ったことが無い。
そこに何を貼るべきか?貼るからには自分の魂を動かしたものを貼りたい。
映画のポスターという選択肢もある。「キャノンボール1」「キャノンボール2」「Berryz工房」
最近は浮世絵にも興味が湧いている。「ボブ・マーリー」「葛飾北斎」「Berryz工房」
伊福部は「好きだから」よくワンピースのコラボアパレルを着ているが、
大義も理由もなく急に龍が書かれたスカジャンを着るのは躊躇してしまう。
単に「これいいな」と思った服で本来はいい筈なのだが、そこに何か意味が欲しくなる自意識。
何をするにも、自分の部屋でさえ、むしろ自分の部屋だからこそ「成立感」を根底に置いてしまう病気。
鷲崎なら「サメ」が一番腑に落ちる選択。
もうモンティ・パイソンは部屋に貼れない。被るのはちょっと。
鷲「そもそもこのライブにイギリスの笑いがあるかい?」
伊「このライブの事言うんなら二階胴面一になっちゃうよ」
二階胴面一、真実一郎、織田魔利の3枚。部屋に貼るにはうるせえなぁ。
【この料理はこう食べるのが一番うまい!という自分だけの食べ方】
そういう話題はとても好き。でも浮かぶ前に話すべきことを思い出した。
舞台の仕事をしている韓国の友達、現在ニューヨーク在住のタイガーが久々に来日するというので、
鷲崎伊福部+フィアリーや日比野など周りの友達に鷲崎兄も呼んで飲み会。
タイガーが「日本は何を食べてもうまい」と喜んでくれるので、
その場のメンバー対抗「タイガーが好きなものー1グランプリ」を開催。
海老天や山芋天・きびなご等、各々がオツな一品をチョイスする中、
後発の鷲崎兄が出した一手は「マグロの山かけ丼」。周りから「ずるいですよー!」と非難轟々。
なんせ今日の主役は巨漢で丸坊主で半ズボン。裸の大将感。そんなもん米が好きに決まってる。
最初に運ばれてきたマグロ丼を、テーブルに置かず店員からノーバウンドでダイレクトキャッチ。
そしてひと口かきこんで「ハイ一位です」とあっさり優勝決定。なんだよー。
「NYじゃこんな美味しいものは出てこない、しかも値段も何倍もする」と喜んでくれるタイガー。
しかし日比野の選んだカニピザだけハマらず。「これまっず!日本にもあるんだ、まずいもの」
結局タイガーと日比野は夜中まで飲んでいた。
「いつか来たら案内するよ」と言ってくれる。友達がNYにいるって凄いね。
鷲崎は酔っぱらっていて覚えていないが、「いつか現地の舞台からラジオしよう」という話で盛り上がっていた。
ディレクターもエンジニアも照明も揃ってるし、作家もパーソナリティーもいる。
「いま日本でこのメンツ集めるのなかなか難しいんだよ!ジャパニーズ・アニラジ・No.1スタッフ!」
いやいや、高円寺の安居酒屋に全然集まってる。みんな割と近所じゃねえか。
他、【初めての現場で気を付けている点】 【野犬に噛まれそうになって以来、犬が怖いです。お二人は犬は好きですか?】【熊本に帰省、幸い大きな被害もなく無事でした。今日は笑いに来ました】 など。
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POAROマンスリーライブ2016 上半期スケジュール
2016年 6月19日(日)開場:17時00分 開演:17時30分
場所:新宿Fu-(新宿永谷ホール) 新宿区歌舞伎町2-45-5 新宿永谷ビル1F