ユキノヤマト
花散らしの雨になったら嫌だなぁと心配していましたが、小雨がぱらぱら降った程度。
急にぐっと気温が下がって体調を崩しています。雨はいいけど寒くなるのは苦手。
猫と桜の組み合わせはずるいよ。
なにやらガリガリ君が値上げするらしく。CMが話題になっているようです。
高田渡!
TVでは2日間しか放映されないこのCM。
たかだか10円ほどの値上げとはいえ、25年も値段変えずにやってきたのはすごいことだよ。
梨味ブーム以来食べてないなぁ、ガリガリ君。
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最近よく聞いてるバンド、クウチュウ戦。
へそ出してるとお腹こわすよ。
よく「歌心」とか「妖しい魅力」とか評される彼ら。まさにその通りで、
格好いいけど形容し難い。普段飯なに食ってんでしょうね。
その辺のカラス捕まえて、ひと口かじって「もういらない」とか言いそう。
念のため書いておきますが、ベースは男です。
デパートの物産展でご実家の奄美焼酎を売ったりもしてるそうです。いいキャラ。
まだ彼らの喋ってるところを見た事がないんですが、
すげえファンキーな喋りしてたらどうしよう。好きになっちゃう!
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みんな大好き『ゴールデンカムイ』。また賞獲ったりもしてるようで。
そのゴールデンカムイに関して、あるブログ記事を読んだので載せておきます。
別に、揚げ足取りとか重箱の隅つつきがしたいわけじゃないんです。
「ゴールデンカムイ」は漫画として面白い、けれど僕は前述した理由で楽しめなくなってしまった、というだけの話なのです。
(中略)
リアリティが作品に面白さや説得力を添えているという前提に立つなら、
このカジカの例は、僕にとってリアルさが大きく欠けた描写でした。
せっかく北海道のことを取り上げて、寒さの厳しさも大きな舞台装置として機能させているなら、
「冬に生きものがどうなるか」も含めて使っていただけると、よりリアルなものになるかな、と感じたりしたのでした。
なにかとツッコミ目線で見られる時代だからこそ、
ツッコミでなく「指摘」をしてくれる人の重要性が増している気がします。
映画『ゼロ・グラビティ』や『ヱヴァQ』公開時、
評価できるポイントと事実と反するポイントを、宇宙開発畑の専門家の人達が噛み砕いた言葉で解説してくれていて、複合的に楽しめたのを憶えています。
そういう声を「出たがり」「無粋」と受け取るような人は作り手の側にはいないと思います。
しかし作品を好きすぎるあまり、批判されたと勘違いして怒りだすような人達が、
大声を上げるたびに自身の懐の小ささ、視野の狭さを露呈してしまってるような場面、見た事ありませんか?
「視野が狭くなっている状態」 も善し悪しで、感情のベクトルが太く強く向いているからこそ生まれるドライブ感も確かに存在しますが、
少なくとも、作り手の次の手に繋がる提言をこき下ろすような視点では、実りは生まれないと思います。
話が逸れました。
ゴールデンカムイの件で言うと、週間連載のペースにそこまでの考証や整合性を求めるのも無理筋なのかもしれませんが、
作品の魅力のブレを事前に避けれるなら、どんな作家だってそれに越したことはないはず。
「そのブレも含めて作品の味わい」というのなら、また話は違いますが。でも結果論だもんな。
個人的には、こういううるせえやつとか変顔シーンでいちいち醒めてしまい、途中で読むのをやめてしまいました。
作者が書きたいだけなのか、評判いいから読者サービスのつもりなのか、YJの編集のセンスなのか。
「間違いなくいい!でも○○さえ××だったらもっといいのに」という感じ。
そういう「好きだけどさー」という違和感が無意識に積み重なってきた中で、いざ己の感性とばっちり合うものを見つけたとき、
「僕の大好きなあのバンドには売れてほしくない」というちょっと曲がった愛情が生まれるのかも。
変わってしまうことへの危惧。「あんなに好きだったのに」というトラウマ。